礒谷 幸始(いそや ゆきはる)
1981年2月17日、千葉県野田市生まれ。
スポーツで培ったリーダーシップと実践的な組織改革スキルを武器に、多くの企業の成長を支援するビジネス・コーチ。
学生時代、立命館大学アメリカンフットボール部のキャプテンとして大学史上初の日本一を成し遂げ、卒業後は日本アイ・ビー・エム株式会社にて営業活動を行いながら社会人アメフトXリーグ1部IBMビッグブルーを牽引した。RB(ランニングバック)として数多くの試合で活躍し、キャプテンやオフェンスリーダーを歴任するなど、「勝ち続けるチーム」を体現してきた実績を誇る。
2015年11月に株式会社リード・イノベーションを設立し、代表取締役に就任。
自ら立ち上げた「BLASTER」サービスを通じ、企業経営に“突風(モメンタム)”を起こす戦略的コーチングと組織開発を展開している。
ティール組織の理念を取り入れた自由度の高いマネジメント手法を実践し、従業員が経営者と同じ目線で考え、主体的に動ける環境づくりを推進。これまでに150社以上のクライアント企業をサポートし、事業拡大や上場準備を含む多様な成長フェーズで成果を上げてきた。
礒谷のコーチングスタイルは、「リーダーシップは“無重力”のようにもっと自由であるべき」という独自の哲学が軸。固定観念に縛られず、多様な個性と強みを最大限活かすことで、チームが持つ潜在能力を引き出すことを得意とする。アメリカンフットボール時代の経験から学んだ「共感できる目標設定」「基本動作の徹底」「新しい文化の創造」といった要素を経営や組織づくりに落とし込み、現場で即活用できる手法を提案するのが特徴である。
著書に3重刷している 『無重力リーダーシップ』(クロスメディア・パブリッシング、2024年) 『上位5%で辞めない人財を採る方法77 ―1万人を面接してわかった』(プレジデント社、2018年) などがあり、企業幹部へのエグゼクティブコーチングやベンチャーキャピタリストとしての活動を通じて、組織の未来を創り出すプロフェッショナルとして注目を集めている。

AI時代の新しいリーダー論を提唱する本書は、立命館大学アメフト部を日本一に導いた元キャプテンが「無重力リーダーシップ」という考え方を紹介。リーダーの固定観念を打破し、個々の強みを活かす自由なリーダーシップの実践法を探る。

「上位5%の優秀な学生をどのように採用し、辞めずに活躍し続けてもらうか」をテーマに、採用戦略だけでなく、組織文化や経営の在り方までを掘り下げる。採用を起点に企業の成長を促し、最高のチームを作るための実践的な指南書。